親戚の家のように落ち着ける場所 和歌山市「ほんまち子ども食堂」

本町公園近くでおこなわれている「ほんまち子ども食堂」。
場所は「えんがわはうす」と呼ばれる民家です。
7月は特別版。子ども食堂に食材を提供してくれている農園で夏野菜の収穫体験です。

6年生、2年生、年長のこども3人と参加しました。
えんがわはうすからバスに乗って和歌山市直川にある農園へ出発です。

遠足気分でわくわく

「みんなでバスに乗って遠足みたい!」
こどもたちはワクワクしています。
主催の三岩さんから食育の話。こどもたちが畑で育っている野菜に興味を持つようにクイズを交えて話してくれます。どんな野菜があるのかこれから行く畑が楽しみです。

暑い季節の野外活動は熱中症の危険があり、こどもの参加が心配になる時があります。でもこの日は看護師さんと保育士さんがボランティアで同行していると説明があり、安心して参加できました。
農園近くの駐車場に到着。バスを降りて10分ほど歩いて農園につきました。

収穫体験で野菜を知る

農家の原村さんから野菜の収穫方法を教えてもらいます。
はさみが配られて、収穫開始です。畑を見てまわり「どれにしようかな」「これはもう採ってもいいかな」とこどもたちは真剣。

「こんな形のトマトもある!」
野菜がどうやって育つのか実際にみることは、食材への興味につながります。

定年後に勉強して畑づくりを始めた原村さん。
「スーパーに行けばきれいな野菜が手にはいる。どんな風に野菜ができているか知らない子もいるからね」
「こどもが喜んでくれるのがうれしいよ」と話してくれました。

ナスのじくはこどもが思っているよりかたく、はさみで切るのにも力が必要です。

原村さんに教わってスイカを収穫。「自分で取ったスイカだ!」と収穫を喜びます。

いろんな形をしているトマトやナス、とても貴重な体験になりました。

最後は大きなスイカをきってみんなで食べました。
「タネとばし、しよう」と、だれが一番遠くに飛ばせるか競争して楽しみます。
顔よりも大きなスイカ。こどもたちは喜んでたくさん食べていました。

いっしょに楽しんでご飯を食べる

収穫の後はえんがわハウスにもどって、いつもの子ども食堂です。
準備ができるまでは用意してくれたお菓子を食べたり、絵を描いたり自由に過ごします。

おまちかねのお昼の時間になりました。
メニューは畑で収穫したナスと豚バラの夏野菜つけそうめん。

動いた後はお腹もすいているので箸がすすみます。なによりみんなと一緒に食べるご飯は楽しい。「おいしい!」こどもたちはそうめんをつぎつぎにおかわりします。
「さっき畑でなっていたナスだ」と食材への興味も深まったようです。

レシピを教えていただいたので家でこどもと一緒に作ることもできそうです。夏休みの昼食にぴったりですね。

スイカ割でおおはしゃぎ

ご飯を食べた後は、スイカわりタイム。
スイカを見つけた時から「いつやるの?」「早くやりたいよ」とそわそわしているこどもたち。竹と目隠しのタオルを準備してスイカわりの開始です。

お兄ちゃんが年下の子を手伝います。「もっとみぎ、ひだり、まえまえ」とまわりの子は声をかけて盛り上がります。

ただご飯を食べるだけの場所ではない。こどもは一緒に遊んで、お父さんお母さんはゆったりと話ができる。それぞれのこどもの成長を知ることができる場所です。

三岩さんは「ここは気の良い人たちが集まってできているんだよね。だから気持ちのいい雰囲気になってるんだと思う」と話してくれます。

6年生の子は高学年になって忙しくなり子ども食堂に参加するのは2年ぶり。
三岩さんやほかのお母さんから「大きくなったね。久しぶりだから、ずいぶんと背が伸びたみたい」と言われました。まるで親戚の家に遊びにいったようです。
家族以外に子どもの成長を喜んでくれる人がいるのはうれしいですよね。

いつ行っても温かく迎えてくれる場所。次も参加しておともだちに会いに行きたいなと思います。

ほんまち子ども食堂は食事の提供だけでなく季節に合わせた行事をしてくれます。
そのため事前の予約・登録制になっています。参加希望は事前に問い合わせください。

ほんまち子ども食堂
住所:和歌山県和歌山市北桶屋町5
アクセス:南海本線「和歌山市駅」から徒歩約12分
開催日:2023年8月6日(日)10月18日(水)12月13日(水)
2024年1月7日(日)2月14日(水)
開催時間:13:30‐16:00
LINE・ID:@544dylwt
HP:http://teammakespot.themedia.jp
アドレス:teammakespot@gmail.com

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。