初開催! 和歌山市「蒸気機関車と和歌山の鉄道を知ろう」

子どもたちがたくさん遊んでいる和歌山城近くの岡公園。
楽しい遊具があって我が家もよく遊びに行きます。

遊具だけでなく公園にはかつて活躍した車両が展示されていて、子どもたちに人気のスポットです。鉄道好きの息子は蒸気機関車 を「かっこいいな」と眺めています。
形式称号はC57型 119号機という名前でC57119 のナンバープレートをつけています。

そのC57119が公園に保存されて今年で50年です。記念に「蒸気機関車と和歌山の鉄道を知ろう」というイベントが開催されると知って息子とさっそく参加してきました。

主催は「きのくに C57119 SL保存会」さんで、会場はわかやま歴史館の会議室です。

模型運転体験で運転手気分

今回のイベントは入場無料。会場には和歌山にゆかりのある車両を鉄道模型で走行展示しています。

私たちが行った時にはすでに列車を運転している人がいました。
子どもは模型列車の操作体験ができると教えてもらい、息子はワクワクしています。
「僕も運転してみたい」さっそく順番に並びます。

帽子をかぶって運転開始です。スタッフさんが横について操作を教えてくれたので初めてでも運転できました。レバーには一定の速さで走行するように目印があります。しかし手が動いてしまって列車は早くなったり遅くなったり、意外と難しいです。

線路に鉄橋がありました。「鉄橋が近づいてきたから汽笛を鳴らしてね」と言われてボタンを押します。鉄橋やトンネルにいる作業員に列車が来たことを知らせるために鳴らすと教えてもらいました。列車は駅に到着して、運転体験は終了です。
駅の停止位置をオーバーランしてしまった息子。悔しかったようで再度挑戦しました。

和歌山の列車の歴史がわかる

パネルでC57119が岡公園までどうやって運ばれたかなどを説明。その他和歌山の鉄道の歴史を知ることができました。

鉄道に詳しくなれる

列車が現役で活躍していた時に使われていた品々が展示されていました。
スタッフさんがていねいに展示物について説明してくれます。

これは単線で使われた通行手形です。これを持った列車しか線路に侵入できないので衝突の危険を防ぐ工夫の一つです。通行する線路によって中の三角の形が丸や四角になります。
「アナログだけど一番確実なんだよ」と教えてもらいました。

昔から鉄道の安全について考えられていることに感心します。

機関車の仕組みがわかる

蒸気で車輪が回る仕組みを解説しているパネルがありました。

蒸気の代わりに空気を送って車輪を動かす装置を触ることができます。

うまく車輪を回すにはしっかりと空気を送らないといけません。パネルの説明はむずかしかった息子。しかし車輪を回すには空気(蒸気)が必要だということがわかったようです。
おもしろくて何度も挑戦していました。

スタッフさんから、実際には両輪で動いているので一旦止まるようになっているなど詳しい説明をしてもらいました。

記念スタンプで特別感

最後はスタンプです。

列車と「くまの」のヘッドマークと日付を入れて完成。

バランスを考えた完成品に「上手にできた!」と息子は満足です。

保存会の活動を知ることのできる貴重な機会

SL保存会のスタッフさんにお話を伺いました。
普段は月に一回公園のC57119に油をさし清掃をして、できるだけ現役時代に近い姿を保つ活動をされています。

今回のようなイベントは初めての開催でしたが、3日間で多くの人が来られたそうです。「たくさんの人に喜んでもらってよかった」と話してくれました。

イベントではスタッフさんからいろいろな説明を聞くことができ、運転体験も楽しかったです。
またC57119を昔と変わらない姿で見ることができるのは、保存会の皆さんの活動のおかげだと知ることができる良い機会になりました。

保存会さんの活動の一つに毎年「こどもの日に」行われているC57119の一般公開があります。来年は息子と見に行きたいと思います。

きのくに C57119 SL保存会「蒸気機関車と和歌山の鉄道を知ろう」
住所:和歌山県和歌山市一番町三番地
アクセス:南海本線「和歌山市駅」から徒歩約14分
開催日:2023年7月15日(土)‐7月17日(月)
開催時間:12:00~17:00(土)10:00~17:00(日)10:00~15:00(月)

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。