季節の変化と共に景色が変わる「大門川」のさんぽ道|和歌山

夏の暑さも終わり、肌寒い日が始まりました。過ごしやすい時間帯になると街中ではジョギングやさんぽなど、外に出て時間を使う人も多いのではないでしょうか。

和歌山市内は大都市と比べ大きな建物も少なく、時間帯によっては交通の往来も多くないため街ブラを楽しみたい!と思われるかも知れません。街中にいくことももちろんOKですが、わたしがおすすめするのは「大門川」沿い。自然の豊かさや季節感を感じることができる、とっておきのさんぽロードです。
今日はその「大門川」沿いについて紹介していきたいと思います。

秋の畑の様子がわかる

和歌山は温暖な気候を利用した「二毛作」が盛んな県のひとつです。
特に和歌山市では、稲刈りの季節が終わるこの時期、キャベツづくりが始まります。ころころと丸いフォルムが畑を覆う姿はとてもかわいく、これから冬にかけさらに大きくなりおいしいキャベツになるのが待ち遠しいです。

畑の近くには採れた野菜が並べられ、貯金箱にお金を入れて購入できる無人販売所を設置されている農家さんもあります。相場は大体100〜200円ほど。人気な野菜や、季節の野菜はすぐに売り切れることもあるので普段からチェックしておくとスーパーよりお得に手に入れることができます。

あぜ道を歩いていると、畑仕事をする農家の方々とあいさつや談笑などもします。人との距離の近さや、温かさに触れることができるのもさんぽの醍醐味ですね。

年中わくわくする景色

桜並木でもある大門川沿いは春になるとライトアップもされる桜の名所です。その時期の桜は見もので、土手に座ってお花見する人たちもいらっしゃいます。
そして、秋の景色もまた味わい深く、紅葉はもちろん川に降り立つサギやカモの様子もみることが可能です。

大門川沿いは車でも通過可能なため、お仕事やお買い物帰りなどに立ち寄って季節の移り変わりをぜひ堪能してください。川に住む小魚や微生物を狙う鳥たちを見ていると、稀に野菜が流れていたりと、畑仕事が盛んな街ならではの景色もおもしろいと思います。

和歌山ならではの風景

和歌山では11月頃、街中で柿の木やみかんの木をよく見かけます。大門川沿いにも、みかんの木を確認することができ、たわわに実った果実はとても魅力的です。

収穫の時期になると一面オレンジ色に変わり、見ているだけで思わず「おいしそう!」と叫んでしまうほど。補足ですが、この時期スーパーには「極早生みかん」と言われる少し青みのかかったみかんが並びます。温州みかんの中でも最も早く出荷されるみかんですが、ジューシーで甘さがすっきりした種類になります。和歌山に住むといつの間にかみかん(柑橘類)の知識が増えていき、さんぽをしていてみかんの木を見るとすこし気分が上がります。

秋の時間を楽しむ

大門川沿いでのさんぽのおすすめ時間は16:00〜17:00です。周辺に目立って大きな建物はなく、夕日をみるには絶好の場所と言えるでしょう。空が茜色となり、その様子が水面に反射して映る景色はとてもきれいです。
紅葉した桜の木を見たり、秋ならではの植物や生き物を探したり、さんぽの目的は千差万別です。
時々足を止めて、流れる川を見るだけでも、癒しになりほっと気分も落ち着くことでしょう。

和歌山は街灯がない場所もありますので、車の通りが盛んになるこの時間帯はナイトマーカーをつけたり懐中電灯を持っていくなどすこしだけ注意してさんぽを楽しみましょう。

わたしは、和歌山に住みはじめてから適温な気温になるとさんぽに出かけたりジョギングをしたりと外に行くことが多くなりました。季節が変わる刹那な時を五感で感じ、植物や生き物を通して、自然の尊さを知ることができます。
また、行き交う人たちと顔見知りになるなど、繋がりができることもこの街で住むうれしいポイントです。さまざまな出会いがある大門川に、お時間のある際はぜひ遊びに来てください。

大門川沿い
場所:和歌山県和歌山市新在家

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。